小さな郷愁風景〜秋田県の風景〜
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県北部の中心地大館は、山間部にある鉱山群、そして豊富な森林資源に恵まれ町の発達を見たところだ。 本来であれば大変見応えのある町並が残っており古い町並本編に載せるべき町なのだろうが、度重なる大火に見舞われており伝統的な建物はほぼ残っていない。昭和31年には1200戸以上を焼失する大火災が発生しており、市街地の大半が失われている。 中心市街地には特徴的な町並景観が広がっている。大火後に防火建築帯として建設された建物群だそうで、商店街の一部をなしている。それが今やレトロ商店街的風情を醸しだしているのがまた皮肉なものだ。 周囲にも看板建築の中小商店が多く見られる。戦後の町並という点では、ある意味面白い町とも言える。 (16.12.30) |