小さな郷愁風景〜富山県の風景〜
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
黒部市の中心市街地である三日市地区は名の通り毎月3日ごとに市が立ったことに由来する地名といわれる。藩政時代は北陸街道の宿駅としても発達し、黒部川の渡渉が増水等で困難になった場合などに重宝したという。 富山地方鉄道の黒部駅から東三日市駅付近にかけてが古くからの町並であるが、多くは近代的な商店等に建替えられ、古い町並としては余り残っていない。その中でも所々に袖壁を持つ町家建築が見られる。また東三日市駅の佇まいは、昭和の雰囲気が濃厚で地方私鉄らしい味わいを残していた。 (19.01.01) |