五個荘は掘割の巡る町です。
かつての商人屋敷の一つ 判り難いですが屋敷の手前には綺麗な水路が流れ中庭の池に取込まれています。
蔵造りも多く見られます。
医 院
この町の金堂(こんどう)地区には、近江商人屋敷と呼ばれる豪商の旧家が多く残り、それらはいずれも広大な敷地、豪華な庭園に白壁の豪壮な母屋、離れ、蔵等を持ち、外側に堀をめぐらした小型の城のようなたたずまいが残る。堀には鯉が泳ぎ、いかにもという雰囲気には若干苦笑させられるが、それが観光客に迎合したものには映らない。 琵琶湖に注ぐ川は、途中から涸れ川となっているものが多い。流れが地下に潜り込み伏流水となっている。この地域はその流れが細かく分かれて地表に表れてくるところで、このような水のある風景が展開している。豊かに繁る水草は、流れの清いことを証明しており、屋敷庭内にはこの水を引き入れており、優雅だ。