| 広島県福山市<漁村> 地図 町並度 4 非俗化度 8 −鞆の浦沖にある漁業の島− |
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走島は瀬戸内海中部、備中・備後境界付近の海域で藩政期は一時幕府領の時期もあったが多くの期間は福山藩領であった。面積3km2弱の小さな島で、北岸の港付近から島の中心に向けて狭い平地が広がっておりそこに集落と耕地が開けている。 |
| 走島漁港の風景 | |
有人島しての歴史は元和年間、付近の海域で船が遭難した場合に備え、藩主水野勝成の命で家臣をはじめ数人の者が入島・開拓したことが始まりという。この時移住した村上氏はさらに因島から9名の者を移住させ、開拓に努めた。元禄11(1698)年には村上氏は島に知行地(所領)を与えられており、今も集落の中心には村上神社が鎮座している。 以来漁村として発達を続け、鯛や鰯を中心に近海漁業が行われた。 島は鞆港より定期船で結ばれ、比較的便数も多い。港の漁船の多さが示すように主産業は漁業であるが、内陸に向うと本瓦葺で入母屋屋根を持つ立派な家屋が散見され、これらの佇まいを見ていると農村集落的な雰囲気も漂う。そんな建て込みの間には様々な形の路地風景が展開しており、そのあたりに集落町並的な風情を感じる。 港付近には餌付けされているらしく猫の姿が多く目につき、それを目当てに訪れる客もあるようだった。 |
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| 集落奥部を中心に入母屋屋根を持つ家々が目立つ | |
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| 路地風景 | |
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| 訪問日:2025.11.02 | TOP | 町並INDEX |
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