重要文化財の建物(12)

−菊屋家住宅−

(山口県萩市)


 重要文化財菊屋家住宅は萩城下町の中にあって、一際存在感をあらわす商家建築である。慶長9(1604)年に山口から移って以来、城下町の造成にも携わり、その功績を評価され町人町の一等地に邸を構えることとなった。母屋は築400年で現存する商家としてはかなり古い部類に入る。
 萩藩の御用商人として多彩な商売を行っていた他、幕府巡検使の宿にも利用され、本陣としての格もあった。
 母屋脇の路地には土蔵が長々と連なっている。これは全て当家のものであり、その敷地の広大さがわかる。 

 
 
 
 観光客の多い萩旧市街中心部にあって圧倒的な威厳を感じる菊屋家住宅




  
重要な賓客は左に見える門から入り この座敷に案内されていたとのことである  延々と連なる菊屋家の土蔵群




帳場跡 醤油製造所との木製看板が残る




萩商家地区の中心にあり訪れる人も多い 右は江戸期の萩の町割を示した地図




建物内以上に驚くのが敷地の広さである 離室に面するのは広大な庭園 公園と言ってもいいほどの広さだ

 路地裏トップへ