名立の郷愁風景

新潟県名立町<宿場町・港町> 地図 <上越市>
町並度 3 非俗化度 9 −国道の陰にひっそりと残る北陸街道の宿駅−






 

 上越地方西部、日本海に面して展開する名立町。古代から幹線交通の要衝で、北陸道の名立駅が設置され馬五頭が常備された記録が残っている。
 江戸期に入り北陸街道(北国街道)として整備されると宿駅に指定され、名立寺が本陣の役割を担った。宿場町は度々災害に遭遇し、特に寛延4(1751)年に発生した高田地震では背後の斜面が崩壊、多くの家屋が失われている。
 旧街道は名立川右岸付近から南西から北東への展開を示している。家々が間口狭く連なる街村の形だが、建ち並ぶ家々は近年になって更新されているものが多く、宿場町時代の面影は淡くなっているようだ。1・2階部ともガラス張りの開放的な造りが目立ち、かつては商店だった建物も少なくないように見えた。
 国道を挟んでは道の駅が設置され、ひっそりとした旧街道沿いとは対照的に賑わっていた。









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