鵜峠の郷愁風景
| 島根県大社町<漁村> 地図 <出雲市> 町並度 5 非俗化度 10 −狭い谷沿いに密集する漁村集落− |
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| 路地に沿い展開する鵜峠の町並 | |
大社町鵜峠地区は島根半島の北西沿岸、小さな入江の奥に展開するわずかな平地に密集するように漁村集落が連なる。西側は岬を挟んで鷺浦地区に接する。 江戸時代は初期には松江藩領であったが、後に杵築大社(出雲大社)に寄進されている。鷺浦と同様大社領十二郷七浦のひとつであった。 古くからの漁村で、『郡村誌』によると鰯・鯖・烏賊・ボラ・鯛・アワビなどの魚介類、ワカメや天草などの海藻類のほか、薪炭や山林田畑などからの収入もあり、半農半漁で生計を立てる家も少なくなかったようだ。 また、幕末の慶応4(1868)年には鉱山が開かれ、銅や石膏が産出され明治期に最盛期を迎えた。その後も細々ながら昭和45年に閉山されるまで採掘が続けられた。 地元では鷺浦とあわせて鵜鷺と呼ばれることもあり、隣接した集落で赤瓦の家並も共通点が多いが、鷺浦では商家を思わせる大柄な旧家も目立つ一方、多くは中小規模の家々で、それらが路地の両側に密集する典型的な密集型漁村集落を形成していた。狭い谷に沿い家並は奥に伸び、鷺浦からの峠を下ると谷を埋めるような屋根並が見下ろせるのも印象的だ。 |
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| 集落最奥部は狭い谷を埋めるように家並が密集している | |
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