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飾西地区は姫路市街地からは北西方向、田園も見られる郊外地である。ここは因幡街道の宿駅が設置されていた。 |
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| 飾西の町並 | |
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| 飾西の町並 本陣の門が残っている（左） | |
姫路城下より最初の宿場で、実際は青山で山陽道から分岐して2km余りの位置にある。本陣も残されていたという本格的な宿場町であり、今でも門だけであるが残されていた。但し保存状態は悪く、痛みが激しくまた案内標識などもない。これを少し整備するだけでも地元や探訪者の認識が変わってくるはずである。 乗用車が十分すれ違えるほどの広い街路幅を持ち、その両側は伝統的な建物の比率は低いものの、漆喰の塗屋造りの町家が対峙している風景、そして塀を巡らせた豪壮な屋敷も幾つか見られる。現代的な建物に更新されているものも多いが、比較的家々の敷地に余裕が感じられるのは大名行列も通過するとは言え、主要街道ではないからだろうか。 街道筋から少し外れるが、煉瓦塀と土蔵が目に付く見ごたえのある酒造家があり、これと街道沿いに散在する伝統的な家屋が見所の町並である。 |
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