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| 西本町三丁目の町並 | |
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庄原市の市街中心は西城川南岸の一段高い台地上に開けている。この本町一帯に市役所をはじめ行政・文化施設が立地し町の中枢地区となっている。近世初頭にここが交通の要衝として町場が発達したことが始まりだが、台地上で水が得にくいことからもともとわずかな耕地があるだけの所だった。それでも九日市と呼ばれる定期市が開かれるようになり、西側の三日市町同様市場町・商業町として発達した。三日市町とは1km余りしか離れていないこともあり、商圏などの紛争が起こることもあったという。 本町地区では、商店の連なるバス通りの1本北側の小路、備後庄原駅に向けて台地を下る坂道などに古い町並が見られるが、メインの通りも商家が連なっていたものと思われる。現在は郊外型の新興商業施設などの影響か、閉店しているものが多い。大柄な建屋にデパートと記した地場スーパーは、1階部が駐車場として使われているのみであった。看板建築風の外観を持つものもあり、それらが昭和的な町並を演出していた。 |
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| 中本町二丁目の町並 | |
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| 中本町一丁目の町並 | |