京都府伊根町の鏝絵



 
 
 鶴と亀の鏝絵。赤地の枠内に立体的に表現され、その意匠も凝ったものだ。



 舟屋風景で有名な丹後半島東岸にある伊根の町は、鏝絵の宝庫でもある。湾に面する側に、舟屋に混じって所々に建てられた土蔵の妻部にそれらは見られる。どれも「梁隠し」の位置にあることから、円形をした小さいもので、知らなければ見落してしまう。
 



集落の海側は舟屋が連続する独特の風景が見られる。 集落内の様子。右側が海で、舟屋に混じって所々に土蔵が見られる。鏝絵はこの土蔵に残る。 土蔵の扉の内側に施された鏝絵






 鶴と亀の鏝絵。小窓の「水」も鏝で描かれたもののようだ。  これも鶴と亀。波間に漂う亀は海亀を表現したのだろうか。 鶴の鏝絵






蛇を表現した鏝絵 七福神の中の一人?? 1枚目の鶴亀の鏝絵も土蔵に描かれたものだ。


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