街の風景

−薄暮の倉敷川界隈−

             

 倉敷の美観地区と呼ばれる倉敷川沿いの区域は、古い町並としての知名度では全国屈指のものである。水辺の風景を配した伝統的な建物群は実に絵になるものだ。しかし、それらの多くの実態は観光客におもねるような店舗や施設であり、予備知識がなければ観光用に作られた施設といわれても信じ込んでしまうようなところである。
 観光客の少ない早朝、そして夕方以降はこの町本来の姿を見せてくれる。特に薄暮の頃は家々や旅館、店舗の灯りが昼間とは違った風情を感じさせる。
 ここではあえて倉敷川沿いを中心に、夕暮れ時に撮影した画像を幾つか紹介する。
 
 


























2012年5月16・21日撮影

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