琺瑯看板 〜な・は行の看板(7)



「ヒゲタ醤油」と「きげんよし」という清酒の看板。どちらも商標マークとして滑稽な味わいを出している。

(三重県尾鷲市)
貼紙を禁止する琺瑯製の標識

(京都府福知山市)



「ヒガシマル淡口醤油」
淡口は(うすくち)と読み、振仮名が打たれている。戦前のものと推測される。

(岡山県早島町)

ナショナルの宣伝看板が路地裏に連貼りされていた。

(兵庫県温泉町)

福山ゴムの運動靴・ゴム靴・ゴム草履

(三重県多気町)
羽生市防犯連絡所

(埼玉県)
これは珍しい琺瑯看板だ。ブラジルへの移植が奨励された時代に貼られたものであろう。
 (大分県佐伯市)
「婦人公論」 現在も刊行されている女性誌。古びた字体、「女の幸bまもる」といううたい文句、いずれもレトロ感が溢れている。

(茨城県常陸太田市)




「ニッカ石鹸」 このブランドは1958年から65年に存在したもので、その当時に作製、貼付されたものなのだろう。

(鳥取県郡家町)
「富士自轉車」 自転車の看板は何故か一文字ずつ分離したタイプのものが多く、このように一部欠落した姿が多く見られ滑稽に感じる。

(長野県池田町)




「富士ヨット学生服」 大型の正方形看板だが、対角線上にレイアウトされているユニークな看板だ。

(島根県大田市)
「フジカラー」 富士フィルムというとなじみのある銘柄ではあるが、デジカメ全盛の時代、知らない人も出てくるのだろう。

(広島県呉市)




綿の王様 にわづるわた」 二羽の鶴が飛ぶ様子を商標名とした、レトロ感満載の看板。

(山梨県都留市)
「福田金物店」
店舗の宣伝看板

(島根県大田市)


「日清大豆白絞油」

(山梨県富士吉田市)
「鳩印カタン糸」 カタン糸とは簡単に言うとミシン糸のことのようである。

(山梨県富士吉田市)




かぜ づつう フェバール
赤字に白抜きの短冊型、典型的な薬の琺瑯看板だ。

(茨城県潮来市)
日田バスのバス停。大分県の古いバス停はこのような琺瑯製のものを時折見かける。

(大分県日田市)

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