近代洋風建築のある風景(27)

同志社大学の洋風建築 

 同志社は、1875(明治8)年創立の同志社英学校に始まる。当初の教員は創立者の新島襄、宣教師のJ.D.デイヴィスの2人、生徒は8人であった。翌1876年9月、御所の北側、相国寺門前に木造2階建ての校舎2棟、食堂1棟を建てた。これが今出川キャンパスの始まりである。(学内配布の建物案内より)
 
  
●クラーク記念館(M25) ※重要文化財
クラーク夫妻からの寄付により建てられたといわれ、長らく神学教育の中心として使われていた。




●有終館(M18) ※重要文化財
図書館として建てられた。小柄な建物だが煉瓦の古錆び方は風格を感じさせる。








ハリス理化学館(M21) ※重要文化財
理工学部の前身であるハリス理化学校の校舎として建てられた。現在は同志社の歴史を来校者に紹介する資料館などが設けられている。




同志社礼拝堂(M17) ※重要文化財
プロテスタント系の煉瓦造チャペルではわが国最古とされる。




彰栄館(M16) ※重要文化財
時計塔がシンボルの見応えある校舎だ。
啓明館(T9) ※登録有形文化財
2代目の図書館として、W.M.ヴォーリーズが設計した建物。


アーモスト館(S7) ※登録有形文化財
W.M.ヴォーリーズが設計した建物で、現在は主に外国人研究者のための宿舎として利用されている

参照:https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/buildings/imadegawa.html

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